宇宙(そら)を見上げて

2016年冬のはじまりにティーンエイジャーの娘が宇宙(そら)に旅立ちました。こんなに愛してる気持ち、どうしたらいいの?行き場のない想いをのせて。。。

生きなくてもいい…暮らせば。

このまえは娘の誕生日だった。前日から寝付かれず、ぼお〜としたまま仕事へ。早く帰って娘が好きだったチーズケーキを焼くつもりが、仕事が長引いて。でもなにか、とても自然に色々受け入れられて、身体は疲れているのに穏やかな一日になった。娘をずっと感じていた…!


仕事帰りに、娘に似合う花束に遭遇。はじめて入った店。薄いブルーやクリーム色、柔らかいグリーンの野草っぽい花束。生まれて毎年、何をプレゼントしたら喜ぶのか悩んで選んで、喜ぶ娘の顔を見て、嬉しくて。


あれから2回目の誕生日。あなたに似合うお花を選ぶこと。唯一出来るプレゼント。


チーズケーキが焼きあがったのは夜だったけど、誕生日のうちにお祝いできたね。


もうすぐ一年半。

どうやって今まで生きてきたか不思議。


Just embrace her..


哀しみをどうしていいかわからないでいる私に、キューバからきた友達がかけてくれた言葉。


娘の選んだ道、娘と歩んだ人生、娘を恋しくて仕方ない狂おしい気持ち、たくさんの幸せだったこと、そしてあの日のこと、親としての後悔、哀しみ。。


全てを just embrace..


のりこえることはできない。

だから抱きしめて。

色んな全ての思いを抱きしめて。


『生きなくてもいい…暮らせば』


ドラマの中の一言だったけど、救われてる。


娘が生まれて来てくれた日。

娘に出逢えた喜び。

娘がずっとそばにいてくれた気がする。穏やかな心地よい熱気を感じていた一日。ありがとう。ありがとう。