宇宙(そら)を見上げて

2016年冬のはじまりにティーンエイジャーの娘が宇宙(そら)に旅立ちました。こんなに愛してる気持ち、どうしたらいいの?行き場のない想いをのせて。。。

娘の制服

あれから三年。唯一洗濯しないままクローゼットに残していた娘の制服のブレザー。たまに娘のにおいを探してくんくんしてた。

あの日も学校に着て行ったんだもん。


我が家の狭いクローゼットにいつまでも、クリーニングにも出したくないまま置いていたけど、どうしようかなあ、と漠然と思ってはいた。


きのう、娘の同級生のお母さんと久しぶりにランチした。これまでずっと支えてきてくれたママ友だ。下のお子さんが娘と同じ学校に通っていて、ブレザーが痛んできてる、という話に。娘のブレザー、とってあるよ、と話したら、是非貰いたい、という。一緒にランチしていた下のお子さんも「もらう、もらう!助かる〜!」と屈託なくニコニコ。「ほんとー?いいのー?」涙がポロポロとまらなくなってしまった。なんでだろ。


家に帰って長女にそのことを話したら、「怖がらないんだね。いいんじゃない?〇〇の制服がまた活躍できるんだし。」と、ちょっと嬉しそう。


私はその親子の寛大な気持ちに驚いたし嬉しいし、なんでこんなに涙が出るのかわからない。。クリーニングに出す前にと、今朝もブレザーに娘の匂いを探す。とくに匂いはないけど、手放すとなるとさみしい。。さみしいけど、もらってもらえることになった事を自然に受け入れていいのかな。


娘のたくさんの私服は妹が着ているし、娘の学校の体育館履きはまだ買ってあげたばかりだったから、私が今もジムで履いてる。そうすると娘と一緒にいる気になったりする。


ブレザーを手放すのはさみしいけど。。

娘のにおいなら一緒に寝ていたテディベアにもついたままのはずだし、いいよね、これで。


みなさんはどうしてますか?